レーガン 生の主体
from 動物からの倫理学
レーガン 生の主体
カントの人格による定義では認知症になったお年寄りや赤ん坊は理性的ではないので内在的価値を持たない事になる
そこで内在的価値を人格ではなく「生の主体」というものに求めた
生の主体とは
心に関する能力のリストをつくり、そのリストをほとんど満たすなら生の主体に該当する
これは内在的価値をもつか、持たないかの判断基準であって、価値の量に関しては関係がない
リストの内容
信念をもつこと
欲求や感情をもつこと
記憶や知覚という能力があること
未来の感覚があること
目標を立ててそれに向かって努力ができること
一定の時間に渡って「同じ人」という同一性があること
などがある